ビバラックレポート04
学校法人クラーク学園和泉福祉専門学校 様
和泉福祉専門学校です!
校長 宮本和武
1985年4月、学校法人クラ−ク学園は高齢者・障害者福祉で働くケアワ−カ−を養成するために和泉福祉専門学校を開校しました。当時は、介護福祉士の養成教育が開始される3年前ですので、全国各地より学生が集まってきたようです。開始期は、25校でスタ−トしましたが、今は、資格制度によって養成教育をする学校が増加しています。
口腔ケアについては、介護福祉士養成課程のカリキュラムの中にはありませんが、高齢者・障害者の方々にとっても食事をすることは欠かせないことであり、口腔ケアの重要性は認識をしていながらも、特別に加えることはしてきませんでしたが、近隣で歯医者さんとして開業している奥森先生からの申し出で、特別の講義ということで本校でも実施しております。学生にとっては、良き学びであり無駄なことはないように思います。凝縮されたカリキュラムですが、これからも可能な限り実施できればと期待を致しております。
学校概要
学校概要 | |||||||||||||||||
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名称 | 学校法人クラーク学園 和泉福祉専門学校 | ||||||||||||||||
住所 | 〒229-0011 神奈川県相模原市大野台3丁目11番1号 |
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電話番号 | 042-753-2311 | ||||||||||||||||
WEBサイト | http://www.izumi-fukushi.ac.jp/ | ||||||||||||||||
お問合せ先 | info@izumi-fukushi.ac.jp | ||||||||||||||||
校長 | 宮本 和武 | ||||||||||||||||
交通 | JR横浜線 淵野辺駅(南口) からバス(18分) 小田急線 相模大野駅(北口) からバス(8分) |
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事業主体 | 学校法人 クラーク学園 | ||||||||||||||||
所在地 | 神奈川県相模原市青葉2丁目2番1号 | ||||||||||||||||
併設校 | 和泉短期大学 | ||||||||||||||||
教育方針 | |||||||||||||||||
和泉福祉専門学校の教育は、建学の精神であるキリスト教主義を教育の基本としています。それは単に介護福祉士という専門技術者の養成だけではなく、隣人愛とその実践という深い人間理解と人間愛を身に付けた人材の育成を重視し、「心の通い合う介護」をめざしています。そのような考えに基づいて、「キリスト教概説」をはじめ本校独自の教科の充実に努めています。また介護の専門分野として、三つの領域を意識して、その方向付けを大切にしています。 | |||||||||||||||||
高齢者福祉分野 | 高齢者福祉分野での介護職を目指す場合、特別養護老人ホームでの実習を中心に行いながら理解を深める必要があります。現代の高齢者福祉の現場により近い、専門的でかつ実践的な知識・技能の修得とともに、介護職者としてののぞましい態度、求められるあり方の基本の修得が求められます。 | ||||||||||||||||
障害者福祉分野 | 障害児者などの一人ひとりの生活困難の克服と自立に向けて、心を通わせつつ介護できる専門職者を目指す場合、在宅や施設で生活する障害児者の障害におけるそれぞれのニーズを理解し、期待に応えることが求められます。また身体障害者療護施設、重度心身障害児者療護施設、重度障害者更生援護施設における実習を中心に、介護の技能を学ぶことが求められます。 | ||||||||||||||||
在宅福祉分野 | 自宅で介護を必要としている人たちのためのホームヘルパーや介護相談員等の在宅福祉サービスの場合、各家庭のそれぞれのニーズに対応できる介護ができるための必要な知識や技術を確実に身につけることが大切です。そして、介護専門職員としての態度、あり方の基本を現場での実習を通しながら、より具体的に学ぶことが求められます。 | ||||||||||||||||
就職(2003年度) | |||||||||||||||||
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入試 | |||||||||||||||||
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資格取得 | |||||||||||||||||
国家資格である『介護福祉士』が、国家試験免除で卒業と同時に取得できます。また同時に、文部科学大臣認定の専門士の称号があたえられます。そのほか希望によってレクリエーション・インストラクターや救急法救急員の認定証を取得する事が可能です。 | |||||||||||||||||
介護福祉士(国家資格) | 介護福祉士とは、「身体上または精神上の障害があることにより、日常生活を営むのに支障がある者につき、入浴、排せつ、食事、その他の介護を行い、ならびに、その介護者に対して介護に関する指導を行う」者です。1987年に社会福祉士及び介護福祉士法が制定され、国家資格として誕生しました。国の指定した養成校で、2年間、所定のカリキュラムを修得した者に与えられる国家資格です。2000年4月からの介護保険の実施にともない、介護のスペシャリストである介護福祉士への期待は、従来以上に高まっていくことが予想されます。施設の介護職や在宅介護などを志す人にとって、今後さらに重要な資格です。 | ||||||||||||||||
専門士 (教育・社会福祉専門課程) 称号付与 |
「専門士」とは、従来、短大・高等専門学校卒業生に与えられている「準学士」の称号に対応して、95年春から、文部科学大臣が認定した専門学校・学科の卒業生に与えられるようになった新たな称号です。これまでの学校教育体系における学位や準学士と異なり、どのような技術、技能、教養を身につけ、どれだけ豊かな人間性を養ってきたかといった学習成果を評価する称号ということができます。そうした「専門士」の称号を得る意味を理解した上で、2年間の勉学に取り組んでください。 | ||||||||||||||||
レクリエーション・ インストラクター (日本レクリエーション協会) |
人間相互の心の交流、さらに心身の豊かさと充実を図るため、諸活動を計画・支援し、指導することができるレクリエ−ション・インストラクターの認定証が取得することができます。介護福祉士の現場では、利用者の健康や楽しみに配慮した様々なレクリエ−ションが工夫され、頻繁に行われています。レクリエ−ション指導者としての人間的豊かさをみがき、豊富な知識・技能を身につけておくことは、将来の仕事の中で大いに役立ちます。 | ||||||||||||||||
救急法救急員 (受講証・認定証) 日本赤十字社 |
介護福祉などの施設職員や学生、一般の市民に対して実施されている日本赤十字社神奈川県支部の救急法講習会を、本校でも実施しています。少人数の密度の濃い理論と実技の講習によって、緊急時の人命救助に対応できる能力を身につけることができます。高齢者や病気を持った利用者のケアに携わることも多い介護福祉の仕事において、とっさの場合にあわてることなく、迅速、的確な救急法が行えることは、ぜひとも必要な能力といえます。 | ||||||||||||||||
沿革 | |||||||||||||||||
1952年8月 | 米国財団クリスチャン・チルドレンズ・ファンド(CCF)の創立者である故クラーク博士がG.E.バット、V.J.ミルス両博士の協力を得て(福)基督教児童福祉会を設立。 | ||||||||||||||||
1956年4月 | (福)基督教児童福祉会が施設従事者の現任訓練機関・バット博士記念養成所を創立。 | ||||||||||||||||
1965年1月 | CCF の援助のもとに学校法人クラーク学園を設立。認可を受ける。 | ||||||||||||||||
1965年4月 | 和泉短期大学(児童福祉科)を開学。 | ||||||||||||||||
1984年12月 | 和泉老人福祉専門学校設立認可。 | ||||||||||||||||
1985年4月 | 神奈川県相模原市に全国初の老人福祉ワーカーの養成機関・和泉老人福祉専門学校(老人福祉科)を開校。 | ||||||||||||||||
1988年3月 | 厚生省より介護福祉士養成校としての指定を受ける。 | ||||||||||||||||
1991年4月 | 学科名称を「老人福祉科」より「介護福祉科」に変更。 | ||||||||||||||||
1992年4月 | 校名を「和泉老人福祉専門学校」より「和泉福祉専門学校」に改称。 | ||||||||||||||||
1995年1月 | 文部科学大臣より専門士(教育・社会福祉専門課程)称号付与の認定。 |
年間スケジュール
学外研修会 |
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介護実習 |
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クリスマス礼拝 |
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卒業式 |
口腔ケア授業の位置付け
下西 潤子
本校では、社会福祉士・介護福祉士関係法令通知集「介護福祉士養成施設における授業科目の目標及び内容」にのっとり介護技術「身体の清潔」・「食事介助」の授業の中で、口腔の清潔保持を学んでいます。しかし、学びの総仕上げである、2年生施設実習後のアンケートに、「今後学びたいこと」として複数の学生が、「口腔清拭、口腔ケア、口腔ケアをおこなえる環境を作る」などをあげていました。朝日新聞の社説(2004年1月13日)に「『病院は無歯科医村です』と藤田保健衛生大学医学部リハビリテーションの斉藤栄一教授が言う。斎藤教授研究グループがリハビリ病棟の入院患者151人を調べたところ9割以上に歯の治療が必要だった。ところが、大半が何も訴えていなかった。訴えることも出来なかったのだろう。…最近の研究で、歯の治療をすると生活の自立があがるという結果も出た。口の中がきれいになって、ご飯が食べられるようになる。その常識的なことが病院では出来ていないのです。」とありました。施設にも当てはまるのかもしれません。口腔ケアは、なかなか実践されていないようです。そして利用者も介護者も口腔ケアに関して無関心のようです。
利用者にとって安全で心地よい日常の口腔ケアが提供でき、利用者の自立支援と生活の質を高め、介護予防につなげていくことが出来る介護福祉士になるためには、利用者のニーズを把握し、医学的基礎知識を持って介護に関わる他職種と連携をとる必要があります。
本校では、奥森先生に「介護福祉士はなぜ、日常の口腔ケアが必要なのか。口腔ケアの意義と重要性、口腔ケアの医学的基礎知識」を1年次・2年次(ビバラックの実習も行ないます)の特別講義でお願いしています。
口腔ケア授業の内容
最近は口腔ケアの知識が福祉学校の先生・学生にも必要性があるようで、私の医院のある相模原市内の和泉福祉専門学校の1年生・2年生に教鞭しています。これからも、本当に熱意をもって行動していかないと介護分野での歯科が消えていきます。これは、介護認定審査会において痛感しましたが口腔に対する認知があまりにも薄く、そして国民においてもまだ薄いということです。高齢者社会が到来し福祉施設での雇用者が多くなります。そこで、口腔ケアの教育をしっかりおこなうことも必要と考えます。
1年生授業 「口腔ケアへの基礎知識」授業・歯科に対するQ&A | |||||||||||
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2年生授業 「口腔ケアへの基礎知識と重要性」授業・ビバラックを利用した口腔ケア実習 | |||||||||||
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学生の感想
ビバラックを使用して・・・
ビバラックのようなものが施設にあれば利用者自身も気持ちが良く、介護する側にとっても口腔ケアの重要性を再認識することが出来てとてもいいものだと思います。 また機会があればビバラックを体験してみたいです。
歯ブラシだけでは、大変なことでもビバラックを使用することによって楽に出来ると思った。やはり難しいとは思うが、水が出てきたりすることでよごれも取れるのでいいと思いました。取れた汚れが吸引することによって口腔内に残らずすぐに効果を実感することが出来ました。
私は介助側をやったのだけれども、ビバラックの高性能さに驚き熱中した。毎日全員の歯をビバラックで磨くのは難しくても、週に1度は全員の歯を磨くことが出来れば、あらゆる介護度のあらゆる状態の利用者も安全にみがくことが出来、口腔内を清潔にしていられるだろうなと思いました。
今回初めてビバラックを使ってみました。普通の歯ブラシで行うよりも慣れていないせいか難しく感じました。しかし、高齢者になると口の中の水分も減り、うがいもなかなか行えないため、とてもよい道具だと思いました。
施設にビバラックを置くことによって口腔ケアへの意識が強くなるのではないかと思う。
ビバラックを使用して・・・
口腔内や歯がきれいだと自然と笑顔が出てくると思うし、他人とのコミュニケーションを取ることが楽しくなると思うからケアはしていくべきです。
なかなか口を開けてくれない方など難しいけど、本人のためにも絶対時間をかけて行うべきだと思う。
食事・排泄・入浴等と同じように大切な口腔ケアなので、後回しにされるのはよくないと思う。自分が就職するところは絶対に後回しにしないようにしたいと思います。
自分自身の身になったらやはりそのままの状態は気持ちが悪いので食べたらすぐにみがいてあげたいと思う。
早いうちに予防をしておかないと口の中だけが不健康になるのではなく、身体にも大きな影響を及ぼすのでもっとみんな気をつけるべきだと考えます。
夕方は人がいないので大変だけど、しっかり行っていかなくてはならないと思う。
ビバラックを使用して・・・
口腔内の構造が分からないので、どのようにみがけばよいのかが難しい。
利用者の口腔内を傷つけないように介助を行うにはきちんとした技術を身に付けなければいけないこと。
拒否する方に対する介助法
相手に不快感を与えないようにする事が難しい。
●小さなことで大きな事故につながるから
●施設において、人員や時間の問題があるように思う。
福祉学校で授業を行って・・・
奥森先生
毎年年末に1年生と2年生の授業を行いますが、年々、学生の口腔ケアへの関心度が高まります。それは、やはり2年生などは施設への研修に行き、そこで実際の口腔ケアの扱いの低さを目の当たりに見てきて、そのようなことを自分から改革しなくてはという責任感が生まれるからと考えます。1年生では口腔に対する総論が中心の授業ですが、2年生では口腔ケア各論と実習をおこなっております。1年生の時には、自分の親知らずの歯を質問した生徒も、2年では義歯の取り扱いを聞いてきました。メールでの質問には、介護者の居住空間の臭いや、いつ・だれが・どこで をアドバイスすることもありました。今後もより実践的な授業展開をしていく所存です。
授業担当先生あいさつ
現在、歯科の分野は介護現場へ治療として介入している場合が多いと思います。しかし、本来の口腔ケアをシステムとして取り入れている施設などは少ないのではないでしょうか。教育された衛生士や技工士との三位一体で取り組まないと施設や在宅で治療・口腔ケアへ円滑に進むことができないのです。その為には自分自身の体制も整備が必要です。施設では、誰が、どこで、いつ、おこなうか、どこも介護力が不足し口腔にまで手がとどかないのが現状です。しかし、介護保険が施行している中、施設での介護教室が義務付けされており、このような場においても口腔ケアの啓蒙活動をおこない、歯科治療の重要性を介助者・要介護者へ指導し、介助者自身の口腔に対する認知度を高め、そして要介護者が自らブラシができるタイプとできないタイプにわけて口腔ケアの問題を考慮していくことが大切です。また、摂食・嚥下問題は要介護状態になる以前に大切さを認識していただくことで予防することができると考えております。施設では研修生が尽きません。今回のような教育の一貫として福祉学校へのアプローチも必要で、要するに歯科医療従事者だけではできない世界なのです。しかし我々がプロフェッショナルとして口腔清拭でなくPTC・PMTCを確立し、咬合などのような口腔機能がどのように咀嚼・嚥下・全身に影響をおよぼすかEvidenceを要求されるところまで来ていると考えます。今後、日々の臨床での努力と研鑚は必要ですが、介護における歯科治療や口腔ケアの必要性も重要なことと考え、介護の中にどのように歯科医療従事者が介入していくか今後も色々な情報・動向を見つめていかなくてはならないのではないでしょうか。
『質の高い口腔ケアをめざして・・・』
ビバラックレポート第4号は、相模原市和泉福祉専門学校で年1回行われる口腔ケアの授業の様子をお届けいたしました。
和泉福祉専門学校では、相模原市内で開業されているおくもり歯科医院の奥森先生が「歯」をテーマに年に1回授業を行っています。その授業の後半の部分で口腔ケアの実習の時間を設け、学生の方々は、実際にビバラックを使用した口腔ケアを体験します。
今回、前半の講義の中では口腔内に関する基本的なことから、現場での口腔ケアの話まで時間いっぱいお話がありました。講義を聴く学生の方々は皆さん真剣で、最後の質疑応答では実習先で疑問に思った具体的な質問などもあり、少し驚かされる場面もありました。
講義終了後、6〜7人のグループに分かれ、その中の1人をケア対象者とし、残りの全員が順番にビバラックを使用して口腔ケアを行いました。
他人の口の中を触るのは初めてと言う学生さんも慣れない手つきですが、自分の体制を変え、歯ブラシの角度を変え、一生懸命になって口腔ケアを行っていました。また、歯ブラシの植毛部分から水が出ることに強い抵抗を感じていた学生さんもいましたが、自分がケアをしてもらった時に水が出ることがとても気持ちが良かったと感想を残してくれました。
2年という短い期間の中で、高齢者・障害者の日常生活を直接的に支えていくために、多くの知識と技術の習得を目指す学生の方々に、今回での授業をきっかけに、少しでも口腔ケアについて興味を持ち、考えていただければと思います。そして、この授業で得た知識と経験を生かし、現場にあった口腔ケアを提案し、より質の高い口腔ケアを提供していただければと思います。
鞄結梛Z研 歯科衛生士 中山かな子
ビバ子のワンポイント講座
今回は福祉の現場で働く様々な職業を紹介します。
介護支援専門員(ケアマネージャー)
「介護保険法」に基づく公的資格。介護保険制度の中で、居宅介護支援事業者、および介護保険施設(特別養護老人ホーム、老人保健施設等)において、介護サービス計画(ケアプラン)を作成する専門職。ケアマネージャーになるためには、年に一回実施される試験に合格後、実務研修を受けなければならない。なお、医師、看護士、社会福祉士等の資格を有し実務経験5年以上経過といった受験資格要件がある。
看護師
保助看法において『診療の補助』に加え、唯一『診療上の世話』を業務独占に持つ専門職。
保健師
看護師の資格の上に、保健指導の専門職としての資格を持つ。個人のニーズから地域保健のコーディネーターとしての役割を持っている。訪問に長い歴史を持つのがこの職種。
訪問看護員(ホームヘルパー)
居宅の対象者に訪問し、入浴、排泄、食事などの援助をする者。介護保険では訪問看護員と介護福祉者、その他厚生労働省で定められた者によって行う。
理学療法士
基本的動作能力の向上を図るため、療養体操などの運動、電気刺激、マッサージ、温熱を加える者。
社会福祉士
介護や福祉についての相談や、助言・指示などをする者。
作業療法士(OT)
応用的動作能力または社会適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業通して社会復帰へと導く者。
言語聴覚士・言語療法士(ST)
コミュニケーション過程の障害を少なくしたり、治したりする者。これらの職種は、言語聴覚士として平成10年より国家資格となった。